横浜お灸研究室 関元堂

横浜市のお灸専門 関元堂

足三里とお灸

「お灸の生き証人」で、毎日足三里にお灸をして、108歳まで生きた医師の原志免太郎先生は、ウサギにお灸をして、血液を調べると、赤血球、血小板などが増えて、白血球の食菌作用も強くなっていることを研究で明らかにして、「免疫力が高まった」と推測している。

 

足三里にお灸をすることは、胃気を増強して、元気を旺盛する。

 

足三里は、ヘッド氏帯S1で、子宮口、腎、輸尿管の疾患の反応点である。

 

足三里は、前脛骨動脈上にあり、お灸をすると血管の関係または血管に分布する交感神経の作用によって、腹部臓器の機能を旺盛にして、血液循環の調節を計る。

 

足三里にお灸をすることで、赤血球の沈降素度が早くなり、血糖値が増加して、カリウム、カルシリウムが増加して、補体、沈降素も増加して、オプソニンも増えて、フィブリノーゲンの増加する。

 

足三里は、脾、胃、腎に特に効果的である。

 

足三里が腎虚にも効く。

 

また足三里はうまく響かせると、鎖骨や首まで影響を与える。

 

足三里で首や肩の治療ができることもある。

 

デルマトーム的には腰痛治療も可能である。

 

足三里は、胃の合穴で、胃は気血を作っていると言われている。

 

腑を治す場合は合穴を取る。

 

 

足三里にお灸をすることで、蛋白体産生を来たし、白血球の数が増加して、その食菌作用が増大し、赤血球及びヘモグロビンが増加し、酸化作用が旺盛になる。