横浜お灸研究室 関元堂

横浜市のお灸専門 関元堂

2023-08-03から1日間の記事一覧

原志免太郎先生と足三里のお灸

原志免太郎先生。 100歳で『新しい灸学』を出版している。 104歳まで医師として、診察を続けていた。 そして、108歳257日で逝去。 お灸の研究で、博士号を取った最初の人物である。 原式灸法としては、足三里の灸と腰部八点灸で、結核予防運動を展開した。 …

お灸検査法(シンプル・バージョン)

お灸検査法は、シンプルにしたい。 舌診 舌診は、口を大きく開けてもらい、舌の色や形、舌の苔の状態、舌の血管の状態を確認するものです。寒熱の状態や脾胃、痰湿の状態を診ることも多いです。 脈診 脈診は、脈の速さ、浮き沈み、硬さ、大きさ、強弱、左右…

お灸と骨髄について思うこと

骨髄が弱いと、頭蓋や脊柱が固くなり、部分的に圧通が生じることが多い。 骨、髄は、奇恒の府であり、腎との関係も深い。 髄が集まったものが脳となる。 現代医学的には、脳が体を支配すると考えると、その重要性がわかる。 骨髄が弱いと風邪をひきやすくな…