横浜お灸研究室 関元堂

横浜市のお灸専門 関元堂

足ツボ温灸技法

人間は基本的には二本足で立つことで活動している。

 

よって、足の研究は重要である。

 

東洋医学的には、腎との関連も見逃せない。

 

灸師の勉強としては、足裏のツボは、湧泉と失眠がある。

 

失眠は奇穴で、不眠症に効果的と言われているし、踵の皮が厚いため、直接灸の練習に使うこともある。

 

湧泉は、首のコリをほぐし、頭部の血行をよくし、体のだるさや疲れにも効くツボと言われている。

 

足裏には、裏井穴などもある。

 

さらに足裏には、反射区がある。

 

足の反射区は鍼灸学校では基本的に学ばないと思う。

 

しかし、足ツボ(反射区)は奥が深く、お灸でも研究対象になると考えている。

 

足裏に全身のツボが集まっているといわれている。

 

例えば、脳下垂体から大脳にかけて効果的な親指のツボがある。

 

さらに、足の井穴や足の甲も効果的なツボが多い。

 

足温灸の最終目標は、足から全身を治療するというものである。

 

そのため、足の筋肉や骨格や関節の構造や機能を徹底的に研究し、経絡や足のツボも反射区も含めて徹底的に研究する必要がある。